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ー北海道、岩内の自然とともに生きた画家 木田金次郎の世界ー
 
美術館の活動群暉(くき)のご案内
『群暉』2020 秋 Vol.101

目 次
  • 表紙の作品「伏篭川風景
  • 図録も好評!特別展示「アイヌ語地名と木田金次郎 」
  • 岩内高校創立100周年記念「緑陰会を巣立った若手たち展」
  • 秋から春を迎える企画展「カラリスト木田金次郎」
  • 編集部座談会
    ―群暉100号を振り返ってー
  • めぐりあい
    木田金次郎さんとアイヌ語地名<ポンモイワを訪ねて>
    北海道博物館アイヌ民族文化研究センター 非常勤研究職員、佐々木利和氏
  • アイヌ文化関連イベント参加記
  • 美術館講座 第3回「アイヌ語地名探訪バスツアー」
  • 編集後記
  • カラーグラフ
  • 鑑賞スケッチノート&館日誌
 


表紙の作品 《伏篭川風景》1924年 油彩・カンヴァス 61.0×46.0cm

 この作品も前号に引き続き、特別展示「アイヌ語地名と木田金次郎」でアイヌ語地名研究の第一人者・山田秀三の地名調査資料と並べて紹介している作品。当館で展示された木田の油彩としては2番目に古い、大正13年と最初期の作品でもある。
 作品の舞台は、現在の札幌市東区。サッポロビール園にほど近い伏篭川。現在は川の流れを見ることはできないが、約100年前の札幌の原風景ともいえる。
 フシコはアイヌ語で「古い」という意味。フシコ・サッポロ(古い・札幌川)、すなわち豊平川の古い流れであることを示している地名。山田秀三の地名調査資料にも、河畔にポプラの木がある写真がある。清冽な水が湧き出していた往時を、木田も山田も記録していたのだ。
 細いタッチが水面と空は横に、ポプラは縦に走っている。若い木田の表現を理解し所蔵していたのは、有島武郎ともかかわりのある、古くからこの地で暮らす木田の友人だった。周囲の風景は大きく変貌したが、いまも作品は大切に家族に受け継がれている。
(学芸員 岡部 卓)


木田金次郎美術館ニュース『群暉(くき)』
 『群暉』は、年4回発行している、美術館の情報誌です。誌名の『群暉(くき)』は、岩内の発展を作り上げたニシンの群来(くき)と、「落暉(らっき)」など、木田の描く太陽の輝きにちなんで名付けられました。
 当館スタッフや、ボランティアのメンバーが、新たな作品を紹介したり、最新の展覧会情報や美術館をとりまくニュースを発信しています。また、木田とかかわりのあった方への取材や寄稿を通して、画家・木田金次郎の様々な面を感じていただける内容です。NPO会員・友の会会員の皆さんには、お手元にお送りしています。
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バックナンバー
『群暉(くき)』の表紙バックナンバーをご紹介しています。
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2018秋 Vol.93 2019冬 Vol.94 2019春 Vol.95 2019夏 Vol.96
       
2019秋 Vol.97 2020冬 Vol.98 2020春 Vol.99 2020夏 Vol.100

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