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ー北海道、岩内の自然とともに生きた画家 木田金次郎の世界ー
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群暉(くき)のご案内
『群暉』2018冬 Vol.90 

目 次
  • 表紙の作品
    「晩秋
  • 秋から冬を迎える企画展
     「木田金次郎あいうえお」
  • 「再会100年パネル展」と
      「きだびブックカフェ」
  • 木田金次郎を偲ぶつどい
    「第23回 どんざ忌」
  • この冬も「絵の町・岩内」を堪能 ー
    展示室4は賑やかに
  • 編集部が選ぶ 木田金次郎美術館
    2017年5大ニュース
  • 「美術館講座」この一年
  • 中学も高校も ―
      インターンシップ相次ぐ
  • めぐりあい
     木田金次郎と岩内の道展史
  • 編集後記
  • カラーグラフ
  • 鑑賞スケッチノート&館日誌
 
次号『群暉』春号は、
4月中旬発行予定です。


表紙の作品 《晩秋》1938年 油彩・カンヴァス 53.5×80.5cm

 昨年4月に当館に寄託された作品。木田には珍しい、横長のM(海景)25号という大型の画面に描かれているのは、岩内神社を望む風景である。
  初期の代表作にも同じ場所を描いた《晩秋》(1924年)があるように、ここは木田が好んで描いた場所。近景に積葉がある湿地(池)、中景に小高い崖と岩内神社境内の木立、遠景にニセコ連峰の山並みと、風景画の要素が凝縮された画面である。開催中の企画展「木田金次郎あいうえお」では、「【こ】後輩もここで描いた神社前」というカルタの読み札とともに展示している。
  この作品は、羽幌炭砿株式会社が所蔵していた。1954(昭和29)年に同社の札幌本社落成の際に、北海道拓殖銀行から贈られたもので、拓銀のカレンダーに用いられた作品であったという。ちなみに、羽幌炭砿札幌本社の建物である「大五ビル」(大通5丁目にあることから)は、現在も「ギャラリー大通美術館」や「北海道文化財団」などが入居する現役の建物である。羽幌炭砿の健保会館の落成記念の際に本社から贈られ、1970(昭和45)年の閉山まで羽幌に飾られていた。そして閉山時に健保会館理事だった小川謙次郎氏に預けられ、大切に保管されてきた。
  このたび夫人の小川敏さんから寄贈の申し出をいただき、「里帰り」した《晩秋》。作品寄贈が大きく報じられたことがきっかけとなり、羽幌炭砿OBの方との交流も生まれたのは、羽幌という、もうひとつの故郷をもつからであろう。
(学芸員 岡部 卓)

木田金次郎美術館ニュース『群暉(くき)』
 『群暉』は、年4回発行している、美術館の情報誌です。誌名の『群暉(くき)』は、岩内の発展を作り上げたニシンの群来(くき)と、「落暉(らっき)」など、木田の描く太陽の輝きにちなんで名付けられました。
 当館スタッフや、ボランティアのメンバーが、新たな作品を紹介したり、最新の展覧会情報や美術館をとりまくニュースを発信しています。また、木田とかかわりのあった方への取材や寄稿を通して、画家・木田金次郎の様々な面を感じていただける内容です。NPO会員・友の会会員の皆さんには、お手元にお送りしています。
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バックナンバー
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2017冬 Vol.86 2017春 Vol.87 2017夏 Vol.88 2017秋 Vol.89

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